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コンサートの制作開放席について

 こんばんは。今回は『V6のコンサートについて第2弾』として、制作開放席について書いてみたいと思います。今後、コンサートに制作開放席で参戦される方の参考になればと思います。

 まあ、宮城公演も終了したので、そろそろ大阪公演については時効かと…。(もごもご)

 

 注:この記事はコンサートの一部演出に少し触れている箇所がありますので、タバレを完全回避されている方はご注意ください。

 

制作開放席とは?

 元々は機材置き場として空けていたスペースだったり、ステージが見えにくいために前売チケットの販売対象から外れていた座席などの中から、ステージプランが決定したことで追加販売が決定した客席のことで、ステージ全体や一部演出が見えないため、「見切り席」とも呼ばれている場所です。

 けれど、チケット全滅した人にとってはコンサートに行ける最後のチャンス*1でもあります。

 

【販売方法】

(12/3 一部記載内容を訂正しました)

 公演初日の約5日前にファンクラブ(以下FC)から案内メールが届きます。この案内メールもFCで申し込んだ公演全てに当該公演に落選した(おそらく公演地周辺に在住の)人を再抽選した上で配信されているようです。*2

 エントリー制の抽選販売で、エントリー期間(丸2日+数時間)内に1人につき1公演・2枚まで申し込むことができます。同行者(FC会員以外でも可)がいる場合は同行者情報の入力が必要です。

 当落発表は初日前日の夕方以降、当選者に対してのみメールが配信されます。併せて、FC会員サイトの抽選結果ページで当落を確認することができます。

 支払いはクレジットカード一括払いのみで、当選後すぐに決済処理されます。

 

【注意事項】

・ステージ全体および一部演出、ステージセットの位置によってはステージ上のメンバーが見えないことを了承の上で申し込みます。

・2枚申し込んだ場合は座席が離れることがあります。

・アリーナ・スタンド・立見などの席種の指定はできません。

・申込後の変更・キャンセル、当選権利の譲渡はできません。

・落選者へのメール配信はありません。

 

 制作開放席のチケットを手にするまでの流れ

 『V6 LIVE TOUR 2017 The ONES』大阪公演の制作開放席案内メールが来たのは9/3(日)でした。早速、9/8(金)の公演に1枚でエントリーしました。*3

 当落日の9/7(木)夕方6時頃にメールチェックをしたところ、当選メールが届いていなかったので「やっぱり無理だったか…」と思いましたが、念のためFC会員サイトで確認したらまだ当落発表前でした。ふう、まだワンチャンあるぞ…。

 そして夕飯を食べ終わった夜8時頃に再度メールチェックをしたら、当選メールが届いていました!思わず「よっしゃきたああああああ!!」と叫んでしまい家族にビックリされました。すまない。

 翌9/8(金)、開場時間の約30分前にメールで指定された場所(大阪城ホールの場合は指定席入場口の隣*4)にある制作開放席受付の待機列に並びました。

 受付方法は、名義人・同行者ともに当選メールに記載されている持ち物を提示して、当選および本人確認を行います。確認ができれば事前に座席指定されているチケットを係員さんにその場でもぎってもらい、半券を受け取ってそのまま受付横の専用入口から入場します。

 なにせ指定席入場口の真横で受付しているので、先に入場している方々に「関係者受付か…?」というような視線をもらいました。今更ですが違います!関係者じゃないです!

 

どの辺りの席か

 ※スタンドブロックの位置は大阪城ホールのHPを参照していただきたいと思います。

 ステージパターンBが今回の配置に一番近いと思います 。

 座席案内 | 大阪城ホール

 

 私の席はスタンドIブロック左側の下段(スタンド前方とも言う)にあり、メインステージ上手側(右側)を真横から見る位置でした。ステージ超近いよ!

 右隣からスタンド通路*5までの座席は、一面に黒い幕を被せて座席を潰してありました。なお、入退場は左側にあるH・Iブロック間の通路を使います。

 Iブロック中~右側以降は完全にステージの裏側なので、客席全体の一番右端の列に私の席があったということになります。

 ちなみに、座席案内図を見ればIブロックの反対側にあたるのはMブロックなので、ステージ下手側(左側)の制作開放席はMブロックの右側に設定されたのではないかと思うのですが。

 

実際の制作開放席はどうなのか?

 ここでは実際にこの席に着いて感じたメリットとデメリットを挙げたいと思います。

 なお、あくまで『V6 LIVE TOUR 2017 The ONES』大阪公演でのことであり、大阪城ホールの形状に起因する部分や、私が着いた席だからこそのメリット・デメリットであることをご了承ください。

 

【まずはデメリット】

・メインステージの真横に位置しているので、正面から見たステージの様子が見られない。

・ステージ前面のライトがスタンド方面に向いているため、このライトが点くとすごく眩しい!自分の腕やうちわ・ペンラなどで光を防ぐ人多数。*6 リアルで「目がぁ!目がぁああああ!!(©ムスカ大佐)」と言う日が来るとは思いませんでした。

・ステージ上の巨大モニターが前方へ動くと、ステージ上のメンバー全員が見えなくなる。

・ステージ上のメンバーが見えたとしても、基本はアリーナ方面に向いて歌っているので横顔しか見えない。

・映像演出が全然見えない。楽曲によってはサイドモニターも映像演出に使われるため、何が起きてるかわからない。こうなるとバックステージ上部のモニターが頼りだが、遠い。

・センターステージ・バックステージが遠い。

・以上の諸々の理由で、ステージよりもサイドモニターやバックステージ側のモニターを見る機会が多くなる。

・発射口がこちらを向いていないので、銀テープがまったく飛んでこない。

 

【そしてメリット】

・横からとはいえ、メインステージが近いのでメンバーを近くで見られる!
・メインステージで動きがフリーになる楽曲はメンバーがスタンド前までお手振りしに来てくれる!しかもけっこう頻繁に!
・アリーナトロッコの乗り場が目の前!スタンドトロッコへ上がるための花道*7が近い!6人全員近くで見た!

・サイドモニターがすごい近い!ステージが見えなくてもサイドモニターでメンバーの表情をアップで見られる!

・V6の魅力の1つであるダンスフォーメーションを横から見られる。素人目でもフォーメーション移動が本当にスムーズで無駄がないのがわかる。すごい!

・ステージモニターの裏側が見える(裏側しか見えないとも言う)

・ステージ裏で仕事をするスタッフさんを見学できる

・センターステージ・バックステージの全体が見えるため、両ステージでの照明演出やセット演出を引きの視点で見られる。DVDで見たフォエバコンもすごかったけど、今回も照明・演出が美しいです!

・客席全体を見渡せるので、客席への照明演出やレーザーが見られる。とある曲の時にはブイロクくんがホール天井にレーザーで描かれていて可愛かった。ファンも振りを踊る曲はペンライトの動きが揃っていて綺麗!

 

 私が感じたメリット・デメリットを思い出せる範囲で書き出しました。ここでは制作開放席と一括りにしていますが、もしかしたらステージライトの影響が少ないスタンド上・中段の方がステージは見やすかったかも知れませんし、上手側よりも下手側の方がこちらでは見られなかった様子が見られたのかも知れませんね。*8

 

+++ +++

 

 正直に言えばいろいろと見えにくいところもあったので、制作開放席よりは元から観客席として設定されているアリーナやスタンドの方がコンサートをより良い形で見られると思います。

 けれど、ライブDVDなどでは絶対見られない角度からステージやスタッフさんを見られるのは楽しいし、何よりもメンバーをたくさん近くで見ることができたので、私にとっては神席でした!

 

 次はこの席だからこそ味わえたことも含めたガッツリネタバレ有りの感想を第3弾として書きたいと思います。

 

 ありがとうございました。

 

*1:譲渡や転売以外で

*2:横浜公演や静岡公演時に、遠方在住の方や別会場での公演が当選している方にも案内メールが届いたという報告がネット上にあったため、記載内容を訂正しました。

*3:元々夏期休暇として申請していた日だったのが幸いした

*4:端の入場扉をいくつか塞いで制作開放席受付を作っていた

*5:正面を向いて1つ右側にある通路のこと

*6:これは席がスタンド前方だったからかも知れない

*7:前述の黒幕で潰してある側のスタンド通路が花道だった

*8:ネット上の制作開放席辺りに座った方々によるレポによると、開演前にステージ裏で円陣を組むV6がチラリと見えたり、気合い入れの声が聞こえたりしたらしい。なお、上手か下手かは不明